うちの工房は田舎町にあり、はたまた旧道にあるため人通りが少ない。
だからのぼり旗を立て、道行く方々にアピールするという広告手法は取っていません。
来客下さった方ように名前との暖簾看板が一つあるのみなんです。
先日とある親子が工房付近を散歩していました。
僕は職人とたまたま来店されていた機械メーカーの営業さんと談笑していましたところ
『くまもん。。。』
という少女の声が。。
最初は来店されていた営業さんがかっぷく良い為、くまもんに見えたということかと3人は本気で思っていました。
何度かくまもんを呼び続けたあと
『くまもんがいない』
と言いました。
あっ。。そういえば前はくまモンののぼり旗を立ててたことを思い出し、
こりゃいかんと思い、
『またくまモンくるからねー』
と少女に言い、近くのホームセンターにのぼり旗セットを買いにいきました。
今日くらいに旗が届くので、それをまた飾って貴重な通ってくれる少女に楽しみを提供出来たらと思います。
※以前ののぼり旗
さて最近は”キャリア教育”というキーワードもたまに聞くようになってきたのではないかと思います。
学業の先にあるものを想像できていないと、いくらいい大学に進もうと
『こんなはずじゃなかった』と辞めてしまう方も多いようです。
世間はゆとり世代だと言いますが、
自分はそうは思いません（あばれる君風）
すなわち、利益や就業規則が目的になってしまっているからに他なりません。
就職したいランキングは公務員が一番人気だと聞きます。
それを否定するつもりは、まったくありませんが、何のために公務員になりたいのかを聞きたい。
給料の安定性ももちろん大事なことなんですが、その給料を一体誰に頂いているのか？という想像はしてほしいし、
企業側がしっかり一番に伝えてほしい
僕たちはどんな形であれ ”社会に貢献すること” 以外働く意義などないのだと思います。
とある本に書いてました。
今年4月に入社した新人さんの話。
結果から言えば、2日目に違和感を感じ、3日目に辞めた。
『まったく。最近の若いもんは』
と思った経営陣のかたがいたら、意識改革が必要だと思います。
何故やめたのか？
が重要ですよね。
根性ないと思われるから辞めきれず追い込まれて自殺してしまう人だっています。
そんな根性論より、確かな理念、ビジョンを説いてもらいたい。
上記の方はテレアポの仕事に就いた方でした。
簡単に言えば、富裕層に賃貸運営をお勧めする仕事。
営業用の原稿が用意されてて、ひたすら電話をかけまくる。。
ちなみに僕も明太子ウインナーを電話で営業するバイトをやったことありますが、同じでした。
用意された原稿をひたすら電話しまくって読む。。一時間に何軒かけれたかをメモしながら。。
大体は即切られるんです。文章を読む以前に。
だけどかけ続けたらたまに仏様のような方もいらっしゃって
うん。うん。
と聞いてくれんです。
そして必死で読んだ結果、優しく
『うーん。何言ってるかわからんから要りません（きっぱり）』
僕は一日でやめました（笑）
よく３日頑張ったなーと思います。
最近の若いもんは根性があるなって（笑）
そう。この方は、おそらく僕よりもっとハードルの高いお仕事。
でも就職喜んでくれたお母さんやこれで喜んでくれる方がいればと必死で頑張っていたんです。
その時、ふと隣のベテラン上司が言った営業トークが耳に入ってきました。
『税金を減らしませんか？』
そして彼女はやめました。
これはゆとり世代のせいでしょうか？
自分はそうは思いません（あばれる君風）
ほっこりしようぜ
おしまい
