おはようございます。
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「大量生産、大量消費の流れができる昔から日本人の暮らしに寄り添ってきた敷物である畳が、
大量生産、大量消費の時代にブームとなり、畳業界にバブルを巻き起こした。
言いにくいが、人口五万人弱の田川市に畳屋何軒あるねん?
それはバブリーな時代の名残でしかない。
産地で話されるい草御殿の話、青いダイヤモンドという話。
それはバブル時代の幻想である!!」
とまぁ何度読み返してみても、あぁ愛しの三男坊の起床で、過激な発言のまま終わってしまった前編。
”青いダイヤモンド”が何を比喩しているのかは人によって様々ですが、
儲かるといった経済的価値を示すものであれば前言撤回はしません。(断固たる決意)
かと言ってダイヤモンドみたいに希少価値があるかというとそうでもありません。
キングコングの西野亮廣さんをチェックされている方は聞いたことある話かもしれませんが、
ビジネスには大きく分けると漁業的ビジネスと農業的ビジネスがあって、
ざっくりいうと漁業的というのは限られた資源、(養殖を除く)パイを取り合うビジネス。
農業的というのは生み出すビジネス、いわばクリエイターの始祖。
伝わってるかな?
そう。何が言いたいかというと、ダイヤモンドは漁業的であるが、い草は農業的であり。
言ってしまえば青いダイヤどころではなく、継続的で絶対的な価値があるということ。
青いダイヤ?
いやいや。
国宝でしょ。
日本が世界に誇る至宝
そしていずれは世界が宇宙人に誇る産物だぜ!
「クリリンのことかぁぁーー」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
はい。ととのいました(ねづっちです)
そう。昨日から長編になったので忘れ去られているかもしれませんが、
このブログのテーマは
「佐野畳屋が今、取り組むべき社会問題は何か?」
に対してのアンサーは
「新時代に向けて日本農業の誇りを取り戻す。」
です。
耕作放棄地=いわゆる伸び代
過疎化=年代による豊かな暮らしの追求
地球温暖化=気づき、実行のきっかけ(ともに実行しましょう)
貧困=年金プラス 学業プラス そして世界的意識への確立と共生へのきっかけ
そんなに簡単じゃねーよ
と言われる方もいるでしょう。
ビジョンは楽観的に
計画は悲観的に
行動は楽観的に
これは稲森さんに教えていただいた考え方です。
上記はビジョンですので楽観的で
いいーんです(川平J)
畳の話に戻します
そう。畳は”大量生産、大量消費の流れができるずっと昔から日本人の暮らしに寄り添ってきた敷物”
なんです。
1300年前からずっと日本の生活、暮らしを敷物として支えてきました
SDGsという言葉が世界共通言語として生まれる前からずっとずっとSDGsなんです。
お米を収穫した後の稲藁を重ね縫い合わせ、芯材とし、
薬草として伝わってきたい草を株わけ、株分けで地道に増やし、太陽と風、水、土、そして人の力を借りて育ったい草、綿、麻などの素材を編み込み、アクセントとしてまた畳の角を保護するものとして生まれた畳縁。
そんな素材を職人が部屋に合わせて畳にし、その畳は大切に使うとウラも使えて、張り替えもできて、なんと本体は30年から50年も持つ。お手入れ、補修次第では100年というものも。
それだけじゃありません。
お役目を終えた畳も、丁寧に解体することで、また土に還っていく。
農業が生み出すものは、やがて土に還るものばかりだったはずだったんです。
ボクはあの素敵な農業を復活させたい。
い草にはそれが出来る。
本来、畳にもそれが出来ていた。
畳屋として、日本で生まれ育った日本人として。
生産性、効率、便利を追い求める世界を否定したりしない。
むしろ自然に優しければ応援している。
だけど追い求めて追い求めて疲れたその先に、自然があり、畳があり、
靴下を脱ぎ捨ててゴロンとしてもらえる畳。そんなお役目を考えている。
スティーブ・ジョブズが時に禅を組み、時にゴロンとしちゃう畳
そんな畳を目指している。
そんな自然的農業を応援している。
そしてそんな日本を世界に未来に誇っていく。
それが今、佐野畳屋が目指す社会問題への取り組みというブログ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
また書きます
ほっこりしようぜ
おしまい