畳で森をつくるのです①

佐野畳屋10年ビジョン『畳の森-tatami forest-』プロジェクト

このブログは畳屋が森を作るという10年スパンのシリーズモノです。

なんせ情熱のみのほっこり野郎ですからぜひお知恵を貸してくださいね。


※全体図

古畳の解体という取り組みを未来事業部という部署(基本一人芝居)

を昨年10月に作りました。

解体した畳は200枚くらいですが、バイトに困っていた学生さんに声をかけて一緒に、

やっています。(夏場は活動休止中)

そして素材素材に戻すことで使えるモノは再利用

・稲藁は畑のマルチに

・古ござは干物や遊ぶ時用の敷物にと結構人気です。

・フォーム材は工房の断熱材にしたり専用リサイクル袋に入れメーカーに返還。

・溶かして型でまた固めて使えるらしい。

・ボード材は今出先が見つからずお困り中(誰かいい知恵をください)

・畳ヘリは農家の方が何かをきびる(結ぶ)と結構人気です。

その中で、もうボロボロで二次利用は難しい場合、細かく切ってコンポストで堆肥化。

三次利用で「え?ゴミってなんですか?」状態に入ればという勝利というミッションです。

そしてその三次利用で堆肥化したよか土を使って、工房の裏1000坪ありながらも

いまいち活用出来ていない土地を森にしたい。

そう僕は森が好きなのです。

のりたろー改め、。モリタローになってもいいぐらい森が好き。

そう。

それが、さっき名付けた「畳の森プロジェクト」の概要でございます。

もう実践段階なので課題がめっちゃあるのですが、一つの課題として

現時点で二次利用できる分はなんとか二次利用できているけど

今の積み重ねて放置というやり方では稲藁も中々発酵が進まず(当たり前じゃん)

三次利用(稲藁、い草の堆肥化)が進ます

このまま無理矢理農地にしようとしてもすぐ限界来ちゃうぜーー

って感じが課題です。

じゃあ解決策として一度微生物にお力を借りようってことで、

あるアジアンマーケットの安武さんのお知恵をお借りして

ダンボールコンポストで実験を始めました。

ダンボールという小さな世界を少しずつ大きくし、10年後に森。

山あり谷あり(森だけに)

の道のりでしょうが、

桜井さんも言ってました。

「高ければ高い壁の方が登った時気持ち良いもんなぁ」

って。

(歌じゃん。名曲終わりなき旅じゃん)

木陰でお昼ご飯たべたり、ハンモックで休んだり、野点でお茶したり、ござ持っていってお昼寝したり、月一でやる森ヨガなんかもしたいね!

子どもたちとだるまさんが転んだして、動いたらドロップキック(きゃー)

はい。

その為に今できることを積み重ねていこうと思います。

気候変動、温暖化がこのまま進んだら、子どもたちの未来はおろか、

森ヨガさえも出来なくなってしまい、世界は大変なことになります。(マジ話)

ってなわけで佐野疊屋未来事業部、ますますますます頑張ります。

最初に言いましたが、このブログは、「ボクとい草の物語」と同じくシリーズ化します。

進捗のぞきながらアドバイス、お手伝いなんか頂けたらめっちゃ最高に喜びます。

自然とい草をこよなく愛するのりたろーと佐野疊屋を今後とも宜しくお願いします🥺

2021年7月10日現在はこんな感じ。

さあ。やりましょか!

ほっこりしようぜ

おしまい

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